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2021年5月23日

植樹祭

先週、クリニックに苗木が届きました。
金曜日は土砂降りだったので、土曜日に「植樹祭」が開催されました。
私自身は診察中で植えるのを直接見ることはできませんでしたが、急いで中庭に出てみると、苗木が花壇にしっかり植えられていました。もちろん、樋掛先生の出番?です。

苗木はマルメロと言い、諏訪地方ではカリンと呼ばれる樹木です。
見た目は花梨そっくりですが生物学的には別物です。3年ほどで実が収穫でき、果肉の表面に生えた産毛がカリンの実との違いです。カリン同様、そのまま食用にするよりシロップ漬けにして風邪薬にしたりするようです。11月頃には「マルメロのシロップ漬け」というのがツルヤで売られます。
近くにナシとか別の樹木がないと単独では実が成りにくく、担当の樋掛先生は人工受粉にチャレンジされます。
ちょっと遅い植樹ですが、春先には可憐な花が咲きます。庭先でいい香りがすることでしょう。

注文通り西日の当たらないポジションです。木が大きくなるまではしっかり水やりする必要があるそうです。
成長を楽しみにしながら水やりに励もうと思います。

日なたの花壇に植樹されたマルメロ。木は高くなっても3mほどらしく、剪定や除虫を頑張ればいいそうです。

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